心に響くマンガ「3月のライオン」アニメで見るのもおすすめ

アニメ・マンガ
スポンサーリンク

心に響くマンガで好きな作品は
羽海野チカさんの『3月のライオン』です。

この作品は、アニメ化も実写化もされていますので
名前を聞いたことがあるという人も多いと思います。

ハチクロ(ハチミツとクローバー)の作者さんが描いている漫画です。
こちらもアニメ化、実写化されています

最初に観たのはアニメの方でしたが
一気に作品の世界に引き込まれたのでマンガも読んでみることにしたことが
3月のライオンにはまったきっかけでした。

☆関連記事☆
親が思う中高生にぜひ見てほしいアニメはどれ?

スポンサーリンク

3月のライオン

3月のライオンは主人公である桐山零が
プロ棋士として生きていく中で人間らしさを取り戻していくストーリー展開です。

中学生にしてプロになり、自立して生活をしている零が
新たに出会う人たちや棋士仲間たちから影響を受けて
抜け殻で空っぽな状態から人間らしい心を取り戻していくのです。

早くに家族を事故で失い、一人になってしまったところ、
父の友人であり棋士である幸田さんに引き取ってもらい生活をします。

しかし、友人(幸田さん)にも子どもがおり棋士を目指しているものの
引き取った零がみるみる頭角を現しプロになるため
そこでも安心できるような居場所を作ることが難しくなったため家から独立しました。

プロ棋士になったため収入を得ることができるようになったので
これ以上幸田家を壊したくないという思いが強かったのでしょう。

明るく楽しいストーリーではありません。
暗くどんよりして重いストーリーから始まっていくのですが
重いだけでなく、少しずつ心が楽になってくるのです。

このストーリーは羽海野チカ先生ならではの展開とも思えます。

主人公の心情の変化など細かい描写もとても好きなのですが
他の登場人物にも同じように過去があり、今があり、目指しているものがあったります。
対戦相手の棋士の心情などもとても丁寧に描写されているため
他の登場人物にも親近感が沸くほどです。

育った環境、生きてきた過程など
全く違うし考え方や価値観も違う
そんな棋士たちがとても魅力的に見えてきます。

個人的には島田さんがとても好きなんですが
漫画の中で、みんなは軽くこいですいすいと進んでいるのに
自分だけは見えない水の中を必死にこいで進んでいるという描写があるのですが
何だか自分自身と同じだなと思って急に親近感が沸きました。

結果を出している人であっても
人には分からない努力や葛藤があるものなんですよね。

そういう表現がとても分かりやすくて私は好きなんです。

そんなことを含めると『3月のライオン』は
大人向けの漫画だと思っています。

島田さんは温厚で渋いところがたまりません。

あとは勝手に『親友』と言い張っている二階堂さんも好き。
ストレートに熱くてぐいぐいと零の生活に踏み込んでくるところは彼なりの優しさなんだろうなと
思う部分が多々あるので言葉で言うわけではないけれども大切に思っていることがよく分かります。

漫画はじっくり読めて好きなので基本的には
どっぷりと漫画ワールドにはまるのが好きですが
アニメで一気に見ると世界観やストーリーがよく分かるので
おすすめはアニメの1~2期を見てから漫画を見ることです。

アニメでは2期まで終了していますが漫画の方はまだまだ続いていますので
3期のアニメができることを楽しみに待っています。



映画で実写化されています。

漫画やアニメの実写化というのはとても難しいと言われています。
その大きな理由としては、イメージが合わないというものです。

ですが、3月のライオンに関してはイメージに合う配役となっていることもあり
成功した作品の一つだと思っています。

神木隆之介さんは実は本人なんじゃないかと思うほど
桐山零を見事に演じ切ってくれています。

個人的に大好きな島田さんは佐々木蔵之介さんが演じています。

私的にもぴったりな配役だと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました