発達障害グレーゾーンの学生がアルバイトをする方が良い理由は?

発達障害グレーゾーン
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障害があるなし関係なく、子どもが大人になれば
仕事をして自立して幸せに暮らして欲しいと思うのが親です

しかし、昨今の経済事情や情勢では
定型発達の人でも就職が難しいことも増えています。

そこに発達障害を持つ子どもが入っていって
仕事をしていけるのだろうかという不安が大きいという人は多いです。

発達障害グレーゾーンというと障がい者手帳がもらえず、
とても中途半端な位置にいる人が多いと思います。
行政の支援を受けることが将来的にも難しいことも多いです。

そうなると将来的には経済的に自立する必要がでてきます。

一般企業の障がい者枠での採用も期待できないため
定型発達の人たちと一緒に働くことになると思います。

グレーゾーンの子どもが働けるようになるためには
まずはアルバイトの経験を積むのが良いでしょう。

  

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アルバイトをすることは自分でお金を稼ぐこと

アルバイトをした方が良いという理由の一番は

『自分でお金を稼ぐことがどういうことなのか』を知ることです。

お金を使うことはできても稼ぐことは頭で思っているようにはいかないこと
実際に働くことで仕事をしてお金をもらうことの大変さや喜びを知ることができます。

周囲を見ていて何となくそういうものだと勝手に理解できる定型発達と違い
発達障害グレーゾーンの人は自分が納得しないと動けないということが多いように思います

また特性にもよりますが、自分が正しくて周囲の人も自分と同じように思っているはずという
考えを強く持っている場合も多いため、
アルバイトをすることで自分とは違う価値観や考え方を持っている人が
たくさんいるということを理解することも必要です

学校では自分と気が合う人とだけ仲良くしていても問題ありませんが、
働く場所となるとお互いに気が合わないと思っていても
仕事なので一緒にやっていかなければならない時もあります。

働くことは自分の思い通りに進むことばかりではないこと

そしてそれは仕事だけでなくそういうものだと
理解するのが早い方が後が楽になると思います。

どんな職種を選んだら失敗が少ないか?

一番良いのは『やってみようと思う職種』を選ぶことです。

働いたことの経験がないと自分自身がどんな仕事に向いていて
どういう仕事が向いていないのかが分かりません

初めてのことが苦手というタイプの人も多いので
考えていてもなかなか踏み切れないということもあるでしょう。

そういう場合にはどういった職種を選ぶと良いのでしょうか?

一番最初に考えるのは

『興味のある職種』を考えて見ることです。

サービス業に興味があれば、飲食店や販売スタッフなど

映画や漫画、本が好きであれば、レンタル店や書店

人と接するのは苦手という人は

飲食店のキッチンや洗い場などがあります。

ただ、興味があるものを探すと言っても
学生アルバイトを雇ってくれる職種は限られていますし、
サービス業が多いのが現状です

業務の内容は
可能であればシングルタスクがおススメですが
なかなかないのが現状です。

できるだけ業務内容が少ないものを選ぶと失敗は少ないように思います。

仕事の流れが分かれば、スーパーのレジも良いです。
忙しい時間帯は大変ですし、買い物に来る人の方が
商品について詳しいことも多いのですが、子育て経験のある女性も多く
顔見知りになれば声をかけてくれることもあるでしょう。

続けるためにはどんな工夫が必要

アルバイトと言っても自分に合っていれば続けやすいですし
合わないと感じた場合は苦痛になってしまうこともあります。

バイトを長く続けるためには何が必要なのでしょうか。

「気持ちを切り替える」

これができるようになると

続けていきやすいと思います。

発達障害を持つ人の中には
思考が極端に傾く傾向が強い人も多く
ミスをした時などに上手く気持ちを切り替えられないこともあるかもしれません。

最初は覚えることだらけですし、
一度言われたからと全てを一気に覚えられるようになることはありません。

最初は誰でもミスもしますし、知識不足から対応できないことも多いでしょう。

仕事をしながら少しずつできることを増やしていきます。

その過程で気持ちが落ち込むこともあるかもしれませんが、

一つずつできることが増えていくことで自信につながります

最初から完璧にできるものではなく

経験を積むことで少しずつ仕事ができるようになるという

体験をじっくりと続けていくのが良いでしょう。

まとめ

働くということは誰にとっても楽ではありません。

発達障害グレーゾーンという特性を持つ人にとっては
更に壁は高いものです。

学校生活だって余裕があるという状況ではない人も多いでしょう。

更に社会に出る時には定型発達の人とはできることの違いを
痛感することも多いでしょう。

だからこそ、自分の強みや伸ばせる部分を探すためにも

アルバイトをするというのは良い方法になります。

アルバイトをするためには自分自身を知る必要があります。

また続けて見ることで新たな自分を発見することもできます。

色々な人がいるというこや仕事をするということも知る必要がありますが、

自分自身がどういう仕事ができるのか?
どういう仕事だと難しいのか?

何時間働くと翌日に体が動かなくなるのか?

どういう人と一緒だと働けてどういう人と一緒だと難しいのか?

実際に自分が動くことで見えてくることはたくさんあります。

自分自身を見つけて強みを伸ばすきっかけになるという場合もあると思います。

そして自分が働いたお金を使うのは楽しいと言うことも知ることができます。

職場で出会う人は様々な人がいるので
学生生活ではなかなか会えないような人と出会えるチャンスでもあります。

バイトをした方が良い理由はたくさんありますが
自分自身を知ることとお金を稼ぐことを知ること

これが理由だと思っています

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