障害があってもなくても
生きづらいと感じることはあると思います。
努力だけではカバーできない部分は誰しも持っていると思います。
それでも『頑張ってないから』『努力してないから』と言われてしまうこともあります。
決してさぼっている訳でも怠けている訳でもありません。
更には自分の状況を上手く伝えられないために誤解されてしまうこともあります。
発達障害グレーゾーンの人は
診断名がつきません。
そのため、発達障害の支援を受けることができません。
どんなに辛くても定型発達の人たちの中で生きていくしかありません。
発達障害グレーゾーンの子どもが生きていくために覚えておいた方が良いこと
子どもの間は、親や周囲の大人がサポートをしたり
適切なタイミングでフォローをすることで何とかなることも多いですが、
大人になれば一人の人間として
自立した人として扱われるため、本人がある程度のことができるようになっておいた方が
良いと思っています。
できないことをできるようになる必要はないと思いますが、
困ったときにはどうしたらよいかということは知っておいて損することはありません。
自分の特性を理解する
発達障害といっても色々な特性があるため、一概にまとめることができません。
親が理解しておくことも大事ですが、ある程度子どもが成長してきたら
自分自身の特性を理解しておくことが大事です。
こういう状況だとパニックになりやすいとか
苦手な環境や、耐えられない場所など
それぞれに耐えられる部分と無理な部分があると思います。
自分の特性と行動できる範囲を知っておくことが大事です。
無理をしない
発達障害の人は周囲に追いつこうと無理をしがちです。
少し辛いなと思ったタイミングで休むということを習慣にしておいた方が良いです。
加減が分からないため、ぶっ倒れるまで頑張ってしまう場合があります。
助けてもらうことは良いこと
何もかもを他人任せにするのは良いとは思いませんが、
できないことを助けてもらうことは悪いことではありません
それよりもできないことを放置してしまう方がリスクが高いと思います
できないことはできないと言って助けてもらう練習をしておくと良いです。
逃げることは恥ではない
逃げることは悪いこと、恥ずかしいこと、情けないことというように思っている人は
年齢関係なく意外と多いものです。
そして他人にもその感覚を押し付けようとする人も多いです。
関わったら精神的に辛くなると思った人から逃げておくのがベターです。
上手く距離を保つことができるのがベストではありますが、
できる限り関わらないようにすることで自分を守ることができます。
自分を守る方法を知っておく
自己肯定感が低く、頑張らなければならないと思っている人もいると思います。
その場合、どうしても無理をしてしまったり、限界まで頑張ってしまうことがあります。
自分の体と心を守る方法を身につけておくことが良いでしょう。
発達障害の人が出版している本を読んでみる
発達障害であることを公表し、講演をしている人もいると思いますが
そういう場所へ足を運ぶというのは意外とハードルが高いものです。
家でもできる方法としては『本』を読んで真似してみることをお勧めします。
読んでみて良かった本はこちらです。
借金玉という人が書いた『発達障害サバイバルガイド』です。
|
全てを真似することは難しいと思いますので
自分で取り入れられそうなことを一つでも多く日常に取り入れてみると良いでしょう。
工夫をすることで日常をより『優雅に』『快適に』生きていく方法が細かく書いてあります。
コメント