子どもは体温が高い場合も多いのですが、
実は体温が高くても体の芯が冷えている場合も多いのです。
最近では『冷え性』は女性だけのものではないと
認識されています。
男性でも子どもでも『冷え性』の場合が増えています。
一見、冷え性っぽくなくても隠れ冷え性の場合もあるそうです。
発達障害を持っている人は血流が悪い場合もあるらしく
実は冷えている可能性は高いのではないでしょうか。
冬になると朝起きられないという人も
体が冷えている可能性があります。
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子どもだから冷え性なんて関係なと思う人も多いと思います。
代謝も良いですし、体温も高いですからね。
それでも体の芯が冷えている場合があります。
子どもは自分で『冷えている』という自覚はありません。
周囲で見ている大人が気づく必要があります。
やたら寒がっていたり
布団から出られないことが多いなど
日ごろの動きを見ていて
もしかしたら『寒さ』を感じていると思った場合は
体が冷えている可能性を考えてみましょう。
子どもの体が冷えていると思った場合、
どのような方法が有効なのでしょうか。
体の冷えには『温泉』が良い
若い人にも人気が上昇している『温泉』ですが、
意外と効能って知られていない場合が多いです。
美肌、リウマチなどに効くと言われることもありますが、
実は温泉の最大の良い効果は『体の芯から温まる』ことではないかと思います。
普段、お風呂に毎日入っていても
実は体は冷えているという場合も多いと聞いたことがあります。
温泉に入ってみると実感できると思います。
温泉から上がるとしばらく体がポカポカしていることを
感じられたらやはり体が冷えていると思われます。
家でのお風呂上りの体と温泉から上がった時の感覚の違いを
実際に感じて見たらよく分かると思います。
昔ほど、温泉は高齢者が行く場所という固定観念は薄れてきているので
実際に温泉に行ってみると若い人も多い事が分かりますので
中高生が言っても全然違和感ないです。
温泉に行く時には2つの注意点があります。
(公共の場ですので最低限のマナーを守ることは言わずもがなです)
・長湯しない
・温泉に行った後に予定を入れない
普段から温泉に行っている人は大丈夫な事が多いのですが、
たまにしか行かない人は長時間温泉に浸かると『湯あたり』をしてしまう恐れがあります。
体が冷え切っているから長く入りたいという気持ちも分かりますし、
決して安いとは言えない入湯料を払うんだから元を取りたいという気持ちも分かりますが
滅多に入らない人はお湯に浸かる時間は20分以内が良いと思います。
温泉に入ると体がとても温まりますし
効能のある温泉の場合は特に眠気が襲ってくる場合もあります。
そのため、可能な限り
温泉に入った後はゆっくりとくつろげる時間を確保しておくのが良いです。
そのまま寝てしまっても大丈夫な状態が一番良いです。
個人差があるので
温泉に長時間浸かっても何ともないという人もいますし、
湯あたりしやすい人や眠気が強くなる人もいますので
自分や子どもがどんなタイプが分からない場合は
余裕のあるスケジュールを考えるのがベストです。
体の冷えには『湯たんぽ』が良い
体の芯から温まるという訳ではありませんが、
日常で『体を温める』ことをしたい人には
『湯たんぽ』を使うことがおススメです。
湯たんぽにも種類があります。
・充電タイプ
・電子レンジで温めるタイプ
・お湯を入れるタイプ
どれを使うかは生活のスタイルに合わせると良いですが、
個人的におススメは昔ながらの『お湯を入れるタイプ』です。
いろいろな物を使ってみましたが、
最終的には一番面倒くさいはずの『お湯を入れる』湯たんぽに落ち着きました。
お湯を準備する手間も必要ですし、
中のお湯がキレイに捨てられなかったり、お湯を入れる口部分から
お湯がはみだしたりと本当に面倒なのですが、
使った時の温まり具合が良い部分に軍配が上がりました。
湯たんぽを使う時の注意点は2つ
・足など素肌に直接、長時間当てると低温やけどします
・布団やブランケットにくるむこと
使い捨てカイロを同じように
じんわりと温かいのですが、長時間同じ場所に当てていると
やけどしますので気を付けましょう。
湯たんぽはカバーなどに入れて使うことがほとんどですが、
そのままだと冷めるのが早いので布団の足元に入れたり
ブランケットでくるんだりして使う方が長時間使えます。
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体の冷えには『冷え取り靴下』が良い
聞いたことがあるという人も多いかもしれませんが、
『冷え取り靴下』と呼ばれるものがあります。
最低でも2枚以上の靴下を重ねて履くのですが、
その素材が決まっています。
肌に一番近い部分には絹→綿→絹→綿
2枚が1セットとという感じです。
こんなに重ねて履いたら靴がはけないと心配になりますよね。
日常的に冷え取り靴下を履いている人は1サイズ上の靴を履くそうですが、
足元がもこもこになってしまいます。
お風呂上りから翌朝まで履くというのがやりやすい方法です。
通常は、靴下を履いて寝るのは良くないと言われていますが、
冷え取り靴下の場合は常に履いているくらいがちょうど良いと言われています。
ただ靴下を重ねるだけなのでとても簡単に取り組めます。
靴下を履く順番が決まっていることもありますし、
普通の靴下を重ねて履いた場合、締め付けすぎることがあるので
冷え取り靴下を試してみたい人はセットになっているものを買って試すのが
一番効果を実感できると思います。
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最後に
人間は体温が下がると免疫が下がると言われています。
体が冷えていると感じた場合には
しっかりと温めておいた方が健康にも良いと思います。
発達障害を持っている人は
自分の状況を把握したり、客観的に見ることが苦手です。
寒さや暑さに鈍感という子どもも多いので
体は寒さを感じているけれども、気持ちでは気づいてない
そんなこともよくあることです。
今、自分の体にはどういうことが必要なのかということまで
気持ちが向かないことが多いように思います。
子どもだから
体温が高いから大丈夫ということはありません。
気温が下がると朝が起きられない人や
冬になると気持ちが落ち込みやすい人なども
体を温めることを生活に取り入れてみると
少しでも生活がしやすくなるかもしれません。
私自身も冷え性がひどくて
冬になると春を待つばかりでした。
何もしたくないし、
体が冷え切っているからか動きたくないという状況が
何年も続きました。
冷え取り靴下を履いてみたり
温泉に行って、湯たんぽを布団に入れたり
おまたカイロを試したりしているうちに
体が少しずつ温まってきたのか
冬でも動けるようになりました。
思っているよりも体が冷えている人は多いものです。
自分や家族のライフスタイルに合った方法を取り入れてみましょう。
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