発達障害グレーゾーン中学生の勉強方法に『塾』という選択肢を考える人多いですね。
塾に通ったらテストの点数や成績は上がるのでしょうか?
周囲には学習塾に通っている子どもはたくさんいると思います。
発達障害グレーゾーン中学生にも合うのでしょうか?
学習塾と言っても、現在ではいろいろ特徴を持っています。
個別指導、少人数、大人数、映像授業などがあります。
塾の指導方法によっても子どもに合うのか合わないのか
変わってきます。
今回は、一番多いと思われる『大人数の授業形式』の塾に関して
まとめてみました。
発達障害グレーゾーン中学生に学習塾での勉強方法は良いの?
学校での授業だけでは学習面での不安が大きいという声はよく聞きます。
授業の内容が良いとか悪いとかという意味ではなく
子ども自身が授業のスピードについていけているのか?
分からない時に、分からないと言えないことで
授業についていけてないのか?
子どもの学習面でのサポートはなかなか家庭では難しいからこそ
心配になる部分です。
正直なところ、質問がしやすい環境が整っているとは言えないのが学校です。
先生は授業のみならず、生活指導面など
かなり忙しいようですし、質問したいなと思って
職員室に行ってみても、担当の先生が見つからないなど
本当は分からないところがあるから聞きたくても聞けないということも
よくあることです。
学校以外で学習のサポートと言えば、
通信教育や塾、家庭教師など様々あります。
勉強する環境が一番整っているのは『学習塾』ということから
塾に通うことを選択する家庭は多いでしょう。
では、発達障害グレーゾーン中学生にとって学習塾で勉強をすることは
成績やテストの点数を上げるために合っているのでしょうか?
塾では質問を受ける時間を取ってくれたり、
先生が気にかけてくれるということもありますから
分からない時に質問がしやすい環境はあると思います。
学習塾のメリットとデメリットから考えてみましょう
子どもが塾に通う最大のメリットはやはり『勉強する環境が整っている』
ということではないでしょうか。
特に家庭学習をするという習慣が身に付いてない子どもには
行くだけで、環境が整うというのは嬉しいものです。
学習塾は当然ですが、勉強をするために行く場所なので
学校よりもしっかりと勉強する可能性は高いです。
周囲の友だちが勉強しているからつられて一緒に勉強してみたら
今まで分からなかった問題が解けて嬉しかったなど、
1人では取り組めなかった勉強でも一つ問題が分かったら
やる気は上がってきます。
その繰り返しで勉強はできるようになっていきますよね。
周囲に流されやすい子どもは
勉強する環境が整っている場所に行くのは良い方法です。
ただ、デメリットとしては
塾の先生は選ぶことができないことがほとんどなので
もしも先生と合わない場合はなかなか勉強がはかどらないかもしれません。
また、塾に通っていてもそれほど熱心に勉強しない子どももいます。
学校で会って、塾でも会うので
ゲームの話に盛り上がったり、遊びに行く約束をしてくることもあり
勉強しに行ってるのか遊ぶ約束をするために行ってるのかという場合もあるでしょう。
同じ塾に通う同級生によってもそこら辺は変わってきますので
他の学習塾に替えることも含めて、塾選びをするのが良いでしょう。
コスト面では通信教育よりも費用がかかってくる塾ですが、
成績が上がる可能性も高いと思います。
夏期講習など長期休暇にはみっちりと授業日程を組んでくれますし、
合宿がある塾もあります。
勉強する環境に長くいることで
自分でも勉強する習慣が身に付くとテストの点数も上がってくることでしょう。
最後に
受験対策や成績を上げるために学習塾に通う中学生はかなり多いです。
クラスでも半数以上は通っていると聞きます。
塾に行けば成績が上がるという短絡的な気持ちで子どもが通いたいと言った場合は
注意が必要ですが、勉強する気持ちがあるのでしたら
勉強する環境が整っている塾は最適な場所ではないでしょうか。
集団に入って過ごすのが苦痛でない場合は
学習塾に通うことで成績が上がる可能性は高いと考えています。
どのような勉強方法を選ぶにしても
子どもがしっかりと勉強したいという気持ちを持っているか
それによって、成績が上がるのかは決まってきます。
目標がないから勉強をしないという子どもも多いと思いますが、
やりたいことや目標がないからこそ
今できるのは『勉強』なのではないでしょうか。
勉強はしておいて損になることは絶対にありません。
何も目標がない子どもこそ、時間に余裕がある時期に
しっかりと勉強しておくと
将来の選択肢が増えること間違いなしです。
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