発達障害グレーゾーン中学生の子どもには
『手を使った作業をすること』がおススメです。
手を使うことは脳の発達につながると言われているので
日常的に手をよく使っている方が脳が活性化するようです。
小さな子どもの場合は
ブロック遊びや塗り絵、パズルなど手先を使うこと遊びを
たくさんさせてあげると良いです。
中学生だと単調なものよりは
はっきりと成果が分かることの方が
より達成感が得られると思います。
大きなパズルを作ってみたり、小さなピースのものに挑戦するのも良いでしょう。
完成した時に見た目にも達成感が感じられることがおススメです。
そのため、料理やお菓子作りも良いです。
特にお菓子作りは取り組みやすいのでチャレンジしてみると良いでしょう。
ケーキやクッキーなどお菓子が好きな子どもには勧めやすいですね。
発達障害グレーゾーン中学生にはお菓子作りをさせてみましょう
手先を使うことは脳に良い影響を与えると言われています。
発達障害は脳の障害という認識があるため、少しでも脳に良いことを
子どもにはたくさんしてあげたいものです。
なぜお菓子作りがおススメかというと
料理の場合は材料や分量が大まかですし、主婦の場合でしたら
自分の匙加減があり、長年作っていると感覚でこのくらいというのが
分かりますし、身に付いているので教えるのも難しい場合があります。
発達障害グレーゾーンの子どもの中には
はっきりしないと動けないという特性を持った子もいます。
そういう子どもたちが困るのは
『適当に』『少量』『だいたい』などというあいまいで
はっきりと分からないとできなくなる場合があることです。
『適当な量』なんて説明してしまうと『それが分からない』と
動きがストップしてしまうことがあるのです。
お菓子作りはかなり分量をきちんとしていないと
美味しくできない側面があります。
適当な人(私のようなずぼらな人)であれば
だいたいでいいじゃないかと思って作って失敗するなんてこともあります。
以前、パティシエの知人に聞いてみたことがあるのですが、
『ケーキやクッキーを作る時は分量をきちんと量ることが大事』だと言っていました。
ちょっと分量が違うだけでも出来上がった時の味には差が出てしまうのです。
きちんと計量することで美味しく作れることが可能な
お菓子作りは実は融通が利かない発達障害グレーゾーンの子どもには作りやすいみたいです。
それは『レシピに分量がしっかりと書いてある』ことが要因になります。
材料の分量がはっきりしているので迷わなくて良いと理由みたいです。
あいまいな部分があると判断できずに困ることがあるのですが、
逆に言うとあいまいな部分がなく、レシピどおりの分量で材料を準備できれば
ある程度失敗のリスクが回避できるのです。
発達障害グレーゾーンの中学生は
苦手な事やできないことが多いため、失敗に対する恐怖があります。
できなかったら恥ずかしい、みっともないと思ってしまったり、
過去に恥ずかしい経験をしている場合もあります。
そういうことから分からないことに対しての恐怖心もあり
新しいことや未知のことへのチャンレジするには勇気が必要です。
レシピがしっかりしているというだけでも
安心できるので、自宅で何か手を使ったことにチャレンジしたいという場合には
『ケーキやクッキーなどのお菓子作り』に挑戦してみると良いです。
他には『パン作り』も同じようにおススメです。
食べることが好きな子どもの場合は、
作りたいものをピックアップしてもらい
その中から子どもが作ることができそうなものを親が選んで
材料の準備から一緒にやってみると良いです。
いきなり全てを1人でやってみてと言うと
やらない可能性が高いので
「作りたいお菓子やパンがあったら作ってみない?分からないところは手伝うよ」
くらいの軽いスタンスで進めてみると
案外『やってみようかな』と返事があるかもしれません。
できないところは手伝うし、
手伝ってほしい時は声をかけてくれたらすぐに手伝うように
しておけば、子どもの方も安心します。
手伝う必要がなかったとしても
困ったら手伝ってくれるという環境を準備することで
子どもがチャンレジできる可能性が増えます
何が何でも自分一人でしなければならないと思ったら
難しいことにチャレンジする気持ちもハードルが高くなってしまいます。
手伝ってほしい時は手伝うし、
もしも失敗したら次にまた一緒に作ってみたらいいよ
という感じで声掛けをしておくと良いと思います。
お菓子が完成したら上手く作れていなくても
写真を撮っておきましょう。
次に作った時に比べてみたり、いくつも作った時に
後でどんなお菓子を作ったかを思い出せます。
上手く作れても少し失敗しても
自分で最後まで仕上げたお菓子は完成したら嬉しいものです。
作ってみて楽しかった。面白かったなど
何かしら感想がでてくると思いますので
子どもが感じたことを大事にすると良いと思います。
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