発達障害グレーゾーン中学生のメンタル面でのサポートは?

発達障害グレーゾーン
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発達障害グレーゾーンの中学生はとても繊細な心を持っています。

人から言われたことが気になったり、
自分自身に自信が持てなかったり、
上手く行かなかったりすると何もかもがダメだと思ってしまったり、
感情のコントロールができなかったり、
友だちに伝えたいことを上手く伝えられなかったりと
メンタル面での揺れ動きはとても大きくなりがちです。

思春期の子どもは感情の起伏が激しくなる時期ですが、
元々メンタル面が繊細で感情のコントロールが難しいタイプの場合は、
中学生の時期は非常に感情が激しくなってしまう可能性があります。

ですが、

子どもが感情を出すことができるというのは良いことなので
上手くコントロールできるように周囲の大人のサポートが必要になってきます。

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発達障害グレーゾーンの中学生へのメンタル面のサポートは何ができる?

発達障害グレーゾーンの中学生は感情の起伏が激しくなる時期ですが、
親など家族ができるサポートとはどういうことがあるのでしょうか。

★話を聞きだすこと

子どもの話をまずはしっかりと聞きます。

ですが、子どもの話は思ったことを全て話してはくれません。
子ども自身も自分の本音がどこにあるのか分かってない場合が多いです。

思ったことや、起こったことなど
まずは話したいだけ言葉にしてもらいます。

そこから、周囲の大人は子どもの本音を引き出して聞き出すことが大事です。

何度か角度を変えて、聞いてみます。
それを何度も繰り返すことで、
子ども自身が自分の本音に気付くことができるように
誘導できれば一番良いです。

簡単にできない場合が多いので
子どもの話を聞く→子どもがどうしたいかを聞く→どうすればできるか一緒に考える

このパターンを押さえておくと良いです。

最終的には子どもが結論を出すことが目的です。

良いとか悪いではなく、
子ども自身が考えて、決めていくこと。

これを繰り返すことで
自分の気持ちや考えを理解することができるようになります。

落ち込んでいたり、パニックになっている時は
まず気持ちを落ち着けることを最優先にします。

同じようなことを何度も繰り返して
子ども自身に『落ち込んでもまた元気になることができるんだ』ということを
何度も体験させます。

発達障害グレーゾーンの中学生は何度か同じことを繰り返すことで
覚えていきます。

落ち込んでも、悔しくても、悲しくても大丈夫

ちゃんとまた元気になれるということが分かってきたら
少しずつですが、自分でメンタル面を大事にするようになってきます。

子どもの精神状態が悪いなと思った時は、
一度に全てを解決させるのではなくて時間をかけるつもりで進めましょう。

一気に、質問攻めにしたり
聞き出そうとすると子どもも警戒しますし、
心が疲弊してきます。

子どもが話しやすい環境を作って
少しずつでも良いので子ども自身の言葉で引き出しましょう。

落ち込んでいる時はどうやって話をしたら良い?

どのように話を聞いて、子どもから本音を引き出したら良いかまとめてみました。

一緒にご飯を食べたり、飲み物を飲む

気持ちを落ち着けるためにまず最初は体が落ち着くように意識します。
好きなご飯やお菓子などを一緒に食べたり、ココアなどを一緒に飲んでも良いです。

お腹が空いている時は、イライラしたり感情が爆発しやすいので
それほどお腹がすいてなくても少し何か食べ物などを入れると
時間も過ぎるので少し落ち着きます。

そのようにしてまずは話ができる環境を作ります。

落ち着いてきて話ができそうだったら
それから聞いてみます。

学生が集団で行かないようなお店で外食しても良いかもしれません。

ドライブに行く

子どもにとっては話しにくいけれども話したい内容がある場合もあります。

そんな時は、ドライブがおススメです。

向かい合って話をするよりも、同じ方向を向いていた方が
話しにくいこともスムーズに切り出すことができると言われています。

ドライブが無理だったら、ファストフード店やカフェのカウンターなども
環境としては良いです。

ただ、お店の中がとても賑やかだと逆にしゃべりにくくなる場合もあるので
そこら辺は子どもの性格に合わせることがベターです。

子どもと二人の時間を作る

兄妹がいたりすると、話しにくい場合もあります。
また、母親か父親のどちらかだけに先に話をしたい時もあります。

複数の大人が一気に子どもに質問をすると
話そうと思っても思うように言葉が出ないこともありますので、
大人1人+子ども1人という環境を作ってあげましょう。

そうすれば、すぐに話を始めなくても
じっくりと待つことができます。

とにかく、急かさず子どもが話すことができる環境を作りましょう。

最後に

思春期の子どもたちは感情の起伏がとても激しくなります。
子ども自身も自分がどうしたいのか?
どうしてこんなにイライラするのか分からない時もあります。

子どもから大人に成長する過程なので
誰でも通る道ですが、子どもにとっては初めての経験になります。

そういう時期があるということや
大人もそういう思いを経験して成長したこと
そんな話をしてあげるのも良いですね。

発達障害グレーゾーンの中学生の場合は、頭は真っ白になってしまって
軽いパニック状態になる場合もあります。

そういう時でも、家族は焦らずに
まずは気持ちの吐き出させてから、子どもの本音に迫ってみましょう。

話をしながら一緒に感情を整理することで
子ども自身もプラスに考えることができるようになるのではないでしょうか。

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