発達障害グレーゾーンの中学生は積極的に外出して刺激を与えましょう。

発達障害グレーゾーン
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中学生や高校生になると親と出かけることは一気に減ります。
子ども自身が部活や塾などで忙しくなってしまうため、
なかなか予定も合わなくなってきます。

子どもの予定を優先で良いですが、
年に数回でも家族で外出する機会を作ってみませんか?

発達障害グレーゾーンの中学生は
自己肯定感はとても低い子どもが多いです。

その理由は、
同級生に比べるとできないことや苦手なことも多いですし、
努力だけではカバーできないことも理解できるようになるます。
そうすると、『できない自分はダメだ』と勝手に
自分で自分自身の評価を下げてしまうことが多いからです。

なぜ、家族で外出するのが良いのかという理由はいくつかありますが、
やはり家族から大切にされているんだと実感してもらいやすいからです。

詳しくは続きをご覧ください。

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発達障害グレーゾーンの中学生は積極的に外出して刺激を与えましょう

発達障害グレーゾーンの中学生は刺激を受けることに弱い場合が多いです。
弱いというのは、疲れ切ってしまったり、逆にストレスでイライラしたり
いろいろな症状が出るとは思いますが、次の日などに影響を及ぼしてしまうことがあります。

ですが、定型発達の子どもたちとこれからも生活し、社会に出る準備として
刺激を受けることに慣れておく必要があります。

あくまでも、本人の許容範囲内での刺激です。

外出して受ける刺激はなぜいいの?

・いつもと違うをたくさん体験できる
・うまくいかなくても何とかなる
・知らない場所は怖くないと分かる
・疲れることもあるけど、楽しいということを体感する
・新しい発見がある
・興味の範囲が広がる

平日は学校などで疲れ切っているから休みの日はゆっくり過ごすのが良いと
思う場合もありますが、いつもそれでは広い世界に出た時の
ストレスの感じ方がとても大きくなってしまいます。

そのため、日ごろから刺激を受けることに慣れておくと良いのです。

どこかへ出かけてもいつも楽しいだけでは終わらないと思います。
思ったとおりに行けなくても、いろいろとイヤな思いをしたとしても
楽しかった部分もありますよね。

そういうことをひっくるめて
『いろいろあったけど、楽しかったなぁ』と思えるようになれば
想定外のことが起こった時も、イヤなことばかりではないと気持ちを切り替えることが
できるようになります。

家族での外出はなぜ良いの?

家族と一緒に外出するメリットは何でしょうか?

・子どものペースを優先できる
・困った時の対処法が分かることが多い

友だち同士で行く場合、自己主張が強い子やリーダーシップの取れる子たちが
中心になって動くことになります。

思っていることを上手く伝えられない子どもの場合は
みんなについていくという形になることが多いのです。

家族と一緒の時は、
ゆっくりで良いので子どものペースに合わせて行動できます。

自分のペースで行けるというのは
子どもにとってはとても落ち着きます。

早いペースについていけないスローペースの子どもも多いので
他の人と比較する必要がない時間というのは必要です。

子どもに合わせたペース配分ができるというのは最大のメリットです。

また中学生以上になってくると
日ごろの子どもの様子を見る機会はぐっと減りますので
一緒に外出した時などに様子を観察することができるので
親にとっても良いチャンスになります。

最後に

自己肯定感というのはなかなか上げるのは難しいように思いますが、
子どもの場合は一緒に過ごす時間を増やしたり、
日ごろの様子を子どもから聞いてみるということで
ある程度は上げられると思っています。

子どもは親に構ってもらいたいものですが、
思春期に入ると、親から自立したい気持ちや、反抗する時期も出てきます。
また、親と一緒にいる姿を同級生に見られるのは恥ずかしいという時期もあります。

揺れ動きの大きい時期ですが、
放置してたら良い子どもと、そうではない子どもがいます。

放置されるのが信頼だと受け取れるような子どもの場合は、
親が適切な距離感を持つことで自立への道を一気に進みます。

ですが、揺れ動きが激しかったり、基本的には構ってもらいたい子どもの場合は
放置すると『自分なんて必要じゃないんだ。生まれなかった方が良かったんだ』など
悲観的な方向に行ってしまう可能性がありますので、
子どもが嫌がらない程度に構ってあげる方が安定します。

同級生に会ってしまうと気まずいと思っている子どもの場合は、
電車など使って少し遠くへ外出すると良いでしょう。

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