発達障害グレーゾーン中学生と一緒に料理をしましょう。

発達障害グレーゾーン
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ご飯を作るということは生きることに直結することになります。

生きていく上で大事なご飯を食べること
そのご飯を自分で作ることを練習しておくと良いことばかりです。

料理を作ることは、頭も手も使うので脳の発達には良いですよね。

では、発達障害グレーゾーンの中学生に料理をさせても
良い効果が出るものなのでしょうか?

料理は生きることです。
食べるということは生きていく上で重要なことです。

生きるということも含めて子どもに知ってもらいたいものです。

発達障害グレーゾーンの中学生にも料理は良い影響を与えます。

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発達障害グレーゾーンの中学生に料理を教える方法は?

手先が不器用な子どもも多いのですが、
集中力を発揮する可能性も高いのが料理を作ることです。

発達障害グレーゾーンの中学生に料理をさせるならどのようにしたら
良いのかまとめてみました。

料理の準備

まずは作りたい料理を決めますが、
ある程度、子どもが作れそうなレシピの候補を5~6つほど準備しておきます。

作るものは子どもに選んでもらいます。

子どもが好きな動画投稿サイトでも
いろいろなレシピを簡単に紹介されています。
そこから選んでも良いでしょう。

できれば、子どもが好きなものを選んでもらいましょう。
その方が子どものモチベーションが上がります。

レシピを選び、料理に必要な食材を買いに行くところからスタートします。

料理は事前に準備が必要だということや
段取りをしておいた方がスムーズに進むということを実感してもらうことが必要です。

もし包丁が怖いという場合は、セラミック包丁を準備しておくと
少し恐怖が和らぎます。

何度か料理をしてみて大丈夫そうだったら普通の包丁に戻しましょう。

料理の段取り

周囲の大人が勝手に決めてしまいそうな部分ですが、
ここも子ども本人に決めさせるのが良いです。

いつの何時から作るのかということも考える練習が必要です。

料理のレシピを調べるとおおよその所要時間が書いてあるものもたくさんあります。

ですが、それは慣れている人が作った場合の所要時間になります。
初心者が作った場合はどれくらい時間がかかるのかということを
体験しておくと今後、何かスケジュールを立てる時に経験として生きています。

いきなり一人で決められないと思われる時は、
候補になる日時を提案してあげるとスムーズに進みます。

料理をしてみる

実際に料理をする時は、必ず一緒に作りましょう。
1人で勝手に作ってと突き放すと困ってしまいます。

一緒にレシピを見ながら、
ガスやオーブン、レンジなどの家電を使う時は
子どもが安心して使えるようになるまでは見てあげる方が良いでしょう。

ガスやIHヒーターであれば、どういうところが危険で何に気を付けたら良いのかなど
詳しく何度も教えておくことがベターです。

上手くいかなくても
ちょっと失敗しても大丈夫と声をかけながら
料理を作ります。

完成した料理を食べる

料理ができたら、盛り付けやテーブルにセットするのも子どもにしてもらいます。
完成した料理を写真に撮ったりして記念に残すのも良いですよね。

料理は冷めないうちに、食べましょう。

料理を始めてすぐは数人分をまとめて作れないと思ったら
本人が食べる一人前から作ることを始めても良いでしょう。

家族のために作るという気持ちが出てきてから
みんなの分を作ってもらいましょう。

一人前だと意外と短時間で作れますので
最初は少量から始めてみるのも良いです。

最後に

料理は手も使いますし、段取りや次の工程を無意識に考えるため
脳の発達にとても良い影響を与えると言われています。

高齢者が認知症予防のために料理を作るという話も聞いたことがあります。

体も頭も動かすというのは、人間にとっては良いものであるということではないでしょうか。

料理をすることのメリットは苦手食材に対する意識も変化させることができるという点です。

最初から苦手食材を取り入れる必要はありません。
ですが、料理をすることに慣れてきた場合、
苦手な食材をどうやったら美味しく食べらるかということを
子どもと一緒に考えてみると良いです。

苦手な食材のどの部分がイヤだと感じているのか
もしかしたら調理方法を変えることで美味しく食べられるのではないか?
そんな疑問を子どもにぶつけてみても楽しいです。

料理を作ることで
作ってもらって当たり前だと思っていたことも
意外と手間や時間がかかっていることを知ってもらうと良いです。

子どもだから何もしなくても良い。
親がするのが当たり前というのも当然の感覚だと思いますが、
これからのことを考えるといつまでのその感覚を持っていられても困る時が出てきます。

実際に一緒にしてみることで
少しずつ生活することということがどういうことなのか
食べることが大事だということなど
体感することで少しずつ理解してくれるようになると思います。

発達障害グレーゾーンを持つ子どもたちは
理解するまでに時間がかかっているように思われます。

ですので、やはり体感して覚えるというのが身に付けるには最適の方法だと思います。

また、ご飯を作るよりもお菓子やパンを作った方が楽しいという子どもの場合は
お菓子やパンにも挑戦してみると楽しいでしょう。

子どもが一品でもニ品でも何か作れる料理があるというのは
急な外出があっても対応できますし、子ども自身も
作れるものがあるという自信にもつながりますので
料理を身に付けておけば良いことばかりです。

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