発達障害グレーゾーン中学生が進路に悩んだ時、
周囲の人はどんなことができるのでしょうか。
中学生にとっては、高校受験が初めての受験の子どもも多いでしょう。
学力や高校の特徴によって選ぶことになると思いますが、
先のことを考えるのが苦手な子どもの場合は
志望校を決めることから悩んでしまいますね。
子どもだけに任せてしまうと
後で親も子どもも後悔してしまうことになりかねません。
子どもに任せた方が良い場合もありますが、今回は発達障害グレーゾーン中学生ということで
先のことを考えられない子どものケースとしてご紹介します。
中学生が志望校を選ぶ時に悩んだ時、
家族や周囲の大人は何ができるのでしょうか。
発達障害グレーゾーン中学生が進路に悩んだ時、親はどんなことができるのでしょうか
中学校まで公立に通っている場合、
それまで子ども自身が自分で決めた進路というのはありません。
決めたことがあったとして
習い事や部活ではないでしょうか。
高校を選ぶことでその先の進路は大きく変わります。
中学生にとってはそこまで考えられないというのが
ほとんどだと思います。
中にはしっかりと将来の進学先や就職まで考えている子どももいますが、
それは少数派だと思います。
ほとんどの子どもはそこまで考えることができません。
中学生は学校と家しか世界を知りません。
そのため、将来のことを考えてみてと言っても
なかなかピンと来ないのが普通だと思います。
中学生の子どもが高校を選べないと悩んでいる時、親や周囲の大人は
どのような事ができるのでしょうか。
近隣の高校に見学に行く
実際に高校に行ってみるというのは良い方法です。
夏休みなどに開催されるオープンスクールや学校説明会に
積極的に参加してみると良いです。
受けるとか受けないではなく
できるだけ大きくたくさんの学校を見てみることで
パンフレットだけで見るのではなく、学校の雰囲気が分かることでしょう。
もし高校の文化祭に外部の人が参加できるのであれば
ぜひ参加してみましょう。
イベント時の様子は思っているよりも参考になります。
通っている高校生に話を聞く
ママ友や知り合い、知人などから実際に近隣の高校に通っている子どもさんや
その親から話を聞いてみましょう。
実際に通ってみて良かった点などを教えてもらうと
入学してからそんなはずではなかったと後悔することは減ることでしょう。
入学してからどのような科目選択があるのか、
どの時期に進路を決めるのかなどのスケジュールは実際に入ってみないと
分からないものです。
クラス編成やコースの選択などは説明会に参加しても分かりにくい部分ですよね。
そういう実際に通っている子どもにしか分からないことを
いろいろと聞いてみると良いでしょう。
卒業後の進路を調べる
進学した高校によって更にその先の進路は大きく変わってきます。
学校説明会などでもある程度は公表してくれると思いますが、
高校を卒業した後の進路について調べておくのも大事です。
高校卒業後は就職する子が多いのか、進学する子どもが多いのか
どこに就職したり進学しているのかというのも大事な情報です。
高校によってはほとんど就職やほとんど進学という高校もありますので
選ぶ学校によって高校卒業後の進路がある程度決まってくることもあります。
大学の学園祭に参加する
高校の先のことを少し垣間見るのには
大学の学園祭に参加してみましょう。
まだまだ先のことだと思うかもしれませんが、
高校の3年間はあっという間です。
大学によっては、学食を利用できる学校もあります。
一般の人が利用できる範囲で行ってみると
更に現実感が増すのではないでしょうか。
最後に
中学生の子どもが一人で進路を決めるというのは
なかなか難しいものです。
親自身も進路に迷った経験があるという人もいると思います。
子どもと一緒にどこの高校を受けるのか考えてみましょう。
迷って考えて決めた進路は
高校に入ってから、思った学校と違ったということは減ると思います。
子どもに合った高校に進学することが出来れば
高校生活も充実したものになることでしょう。
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