何に対しても集中できない時というのは
誰にでも経験があることですよね。
宿題がある、テスト前だと子どもにも
勉強した方が良いという気持ちはあります。
ですが、なかなか気持ちが勉強モードに切り替わらなくて
勉強する状態になれない時もあります。
特に子どもの場合は、やった方が良いことよりも
目先のやりたくないという気持ちを優先にする傾向があります。
ですが、提出期限のある宿題や、定期試験前に何もしないというのは
せっかく勉強したら吸収できる時期にはもったいないことです。
発達障害グレーゾーン中学生が勉強に集中できない時に
親は何ができるでしょうか?
発達障害グレーゾーン中学生勉強が手に付かない時、どうやって集中させたら良い?
子どもの性格や勉強方法にもよるとは思いますが、
そもそも集中モードになれない時ということを前提にご紹介します。
発達障害グレーゾーン中学生を集中させる方法
宿題をしなければならない
テスト前だから勉強した方が良い
それは子ども自身も思っているのです。
ですが、それでもやる気が出ないし、
机に学習準備をしてみても手に付かない時もあります。
そういう時、家族はどんな方法で集中するためにサポートできるのでしょうか。
①勉強する環境を作ってあげる
自室で一人で勉強することができない場合は、
リビングなど家族も集まる場所を一時的に勉強スペースに替えます
テレビを消して、リビングのテーブルなどを勉強して良いスペースとして準備します。
勉強する習慣がまだ身に付いてない小学生が
お母さんの目の届くところで勉強するという方法がありますが、
それと同じです。
『ここで勉強して良い』ということを伝えます。
子どもがそれで教科書やワークなどを持ってきたら
ある程度、勉強時間の目安を決めてしまいます。
『今から1時間は勉強タイム』と。
静かに勉強することができるようにします。
②一緒に過ごす
子どもが勉強が手に付かない、集中できない時は
1人で集中モードに持って行けない時です。
そのため、勉強する環境だけを準備しても
なかなか勉強に集中できない時もあります。
ダラダラとシャーペンや消しゴムで遊んでしまったり
手元にスマホがあればログインだけのつもりがゲームを始めて
止まらなくなることもあります。
そういう時は、子どもの横に座ったり近くで過ごします。
あまりに近いと嫌がるという場合は
同じ部屋の中で少し離れて過ごすと良いですね。
その時は、できるだけゲームなどはしないで
読書をしたりして子どもの近くで静かに過ごします。
子どもが勉強しようかなと思ったタイミングで
横にいる親がスマホでゲームしていたら気分が上がりませんよね。
③おやつタイムを作る
本当に少しで良いので
飲み物と一緒にお菓子を準備します
(飲み物だけでもOKです)
子どもが集中できそうな時間より少しだけ短めの時間で
休憩を入れます。
一緒に飲み物を飲んだり、お菓子を食べて
15分ほどの休憩をします。
休憩が終わったらまた静かな環境にします。
家族が近くにいることで案外、勉強が進むという場合があります。
まだ小さな小学生だけでなく、中学生や高校生にも効果があるものです。
人間が集中できる時間というのは約30分だと聞いたことがあります。
一度にまとめて集中する時間を作るというよりも
細切れに休憩を挟みながら何度も集中タイムを作る方が効率よく勉強できます。
休憩を取ったら科目を変えるなどしながら
勉強する時間を増やしていくと良いです。
最後に
静かな環境を作ると言っても
『無音』が良いかというと必ずしもそうではありません。
何も音がないというのは逆にストレスになっている場合もあるみたいです。
よくカフェなど少し音がある場所の方が集中できるという人もいますし、
その時によって、音がない方が良い時、少し音がある方が良いということもあります。
小さな音で好きな音楽をかけて
集中し始めたら止めるのも良い方法です。
いろいろな方法を試して子どもが集中して勉強ができる状況を
いくつか見つけておくと良いでしょう。
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