発達障害グレーゾーン中学生の子どもが勉強に困っている時はどうしたら良い?

発達障害グレーゾーン
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発達障害グレーゾーンの中学生が困っている事の中でも多いのが
『勉強』ではないでしょうか。

ただ努力をしたら改善できるというだけであれば、
勉強をサポートすることで成績を伸ばすことは可能だとは思いますが、
発達障害グレーゾーンを持っている子どもの場合は
その特性から一人で努力をするだけで自分自身で伸ばすことができるという人は
少ないと思われます。

その場合、親のサポートが必須となってきます。

そこで子どもの勉強をサポートする方法をご紹介します。

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発達障害グレーゾーン中学生は何に困ってる?どんな対応が良い?

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発達障害グレーゾーン中学生の勉強をサポートする方法は?

学校の授業では、進め方のペースがあります。
たいてい、理解が遅めの子どもは置いて行かれてしまうことになります。

個別に先生に質問ができる子どもの場合は、
問題ありませんが、多くの子どもはそこまでしないでしょう。

先生に質問する時間を作れるかどうかも分かりませんし、
休み時間も削られてしまいます。

そのため、遅れがちな子どもはどんどん遅れてしまうことになります。

発達障害グレーゾーンと診断された場合、
『障害』という認定はありませんので、学習面での行政の支援は受けられないことが
ほとんどではないでしょうか。

発達障害そのものがなかなか理解されない上に、
グレーゾーンとなると周囲の人からはほとんど理解されないことになります。

その環境を考えると
保護者など親が何かしら対策を考えるのが一番手っ取り早い方法になります。

発達障害ということだけではなく、
子どもを勉強させようと思ったらまずは
子どもの特性に合わせた勉強方法を教えることが
成績を伸ばすための第一歩です。

その際に見るポイントはこちらです。

・集団に入ることができるか?
・集中できる環境は?

子どもがどのような方法で勉強をすることが向いているのかを
押さえておきましょう。

また、それが分からない場合は
いくつかの方法を試してみると良いです。

学校以外の勉強方法はいろいろありますが、
多いものはこちらです。

・通信教育
・塾
・家庭教師

親が子どもについて勉強を見るという方法もありますし、
そちらも有効だと思いますが
今後の考えて、子どもが自分で勉強に取り組むことができるようにすることを
目的として考えると、自主性を育てることも含めて
上記の3つの方法から考えるのがベターです。

教育費としてどれも継続的な費用の出費が考えられるので
予算との相談も必要になってきます。

子どもにどのような勉強方法が向いているか分からない場合は
出費が少ないものから試すことをおすすめします。

子どもに向いている勉強方法を考える時、
学校での様子を参考にすると良いです。

学校が楽しい、友だちと一緒に過ごす時間が好きという場合は
集団に入ることが苦ではないことが考えられます。

一人で集中する時間がある方が効率が良いという子どももいます。

中学生であれば、子ども本人の意向を確認するのが早いです。

発達障害グレーゾーンの中学生に向いている勉強方法は?

それぞれの勉強方法の特徴と子どもの適正から考えてみましょう

通信教育

メリット
・好きな時間に取り組むことができる
・生活リズムに合わせることができる
・親も様子を確認することができる

デメリット
・いつでもできるのでいつまでもやらなくなる
・管理されないので先延ばしになってしまう

通信教育の特徴は自分の生活リズムに取り入れやすい反面、
誰かが管理する訳ではないので、自主的に取り組むことができる子どもだと
自分のペースで学習を進められるので良いですが、
テレビやゲームに気持ちが向きやすい子どもだとなかなか進まなくなります。

周囲の音が気になって集中が難しい子どもには
過ごしやすい家でじっくりと静かに取り組むことが出来るため
良い環境になるでしょう。

メリット
・時間が決まっているので通いやすい
・周囲にも勉強するための子どもがいるので環境が整っている
・友だちと一緒に学習できる
・模試があり自分のレベルが分かる

デメリット
・塾の時間割は夜遅くなることが多い
・自分のペースではできない
・塾の先生と合わない場合もある

中学生や高校生が勉強する場合に一番選ばれているのが『塾』だと思います。
学習する環境が整っているため、そこに行けば勉強することになります。

塾に通う他の同級生を選ぶことも、先生を選ぶこともできません。
そのため、学校が苦手だったり、集団がツラいという子どもには向いていません。

ですが、その環境に馴染むことができる場合は、
かなり有効な勉強方法となります。

家庭教師

メリット
・マンツーマン指導なので分からないところと徹底的に勉強できる
・質問しやすい
・先生の変更ができる
・勉強したい部分に集中できる
・自分のペースで学習できる

デメリット
・費用が高い
・勉強する単元に偏りがでる可能性がある
・学習効率は良いが受験対策は少し難しい

それぞれの勉強方法と子どもの特性が合っているかを
確認してみるのが良いです。

発達障害グレーゾーンの中学生に勉強をさせるためには

発達障害グレーゾーンの子どもたちは
勉強をさせた方が良いのでしょうか。

子どもによるとは思いますが、できれば『勉強はしておいた方が良い』です。

勉強が苦手だという子どもは多いのですが、
嫌いで何が何でもやりたくないという子どもは実は少ないのです。

ただ、勉強の方法が分からないだけ

勉強する方法が分からないし、どうやって聞いたら良いかもわからないだけ

どんどん分からない部分が増えてきてどうしようもできなくなっている

そんな子どもが多いのではないでしょうか。

子どもに合った勉強方法と環境を作ることで
しっかりと勉強に取り組んでくれる可能性はとても高いです。

発達障害グレーゾーンの子どもたちは
環境が整うことで集中力を発揮できる子どもが多いので
諦める前に、できることを試してみてはいかがでしょうか。

全ての教科を網羅する必要はありません。
得意科目だけでも伸ばすことで
子ども自身も勉強することに自信がつきます。

発達障害グレーゾーンの中学生は勉強だけでなく、
苦手なことやできないことが多いため、
自己肯定感が低い場合が多いので
何か一つ自信が持てるものがあるというのは
モチベーションを維持にも効果があります。

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