部屋を片付けようかと考えた時に
まず頭に出てくるのが『どうしたらまた散らからない部屋にできるのか?』
『キレイな状態の部屋を維持したい』という気持ちではないでしょうか。
模様替えや片付けが好きな人だと
それほど考えなくても定期的に片付けができるかもしれませんが、
どちらかというと片付けが苦手な人にとっては
しょっちゅう片づけをするのは面倒だし、イヤなものです。
今すぐにしなくても大丈夫な分、
先延ばしにしやすいのが片付けや掃除です。
面倒だし、そんな時間があるなら
撮りためたドラマの録画を見たいところ・・・。
ですが、やはり部屋はキレイな方が良いです。
そこで取り入れたら良いと思うのが『断捨離』です。
すでに断捨離という言葉自体が定着してきているので
耳にしたことがあるという人も多いですよね。
その断捨離ですが、上手くいく人もいれば上手くいかない人もいます。
ずぼらで面倒くさがりな人でも上手く断捨離ができる方法はあるのでしょうか。
片付け苦手な人が『断捨離』を成功させる方法ってあるの?
片付けが苦手な人は片づけをしていない訳ではありません。
むしろちゃんと部屋を片づけをしてキレイな状態を維持したいと思っている
場合も多いのです。
ただ、上手く片付けができないだけ。
片付けが苦手だから断捨離をやっても上手くいかないと思っていませんか?
断捨離は片付けが苦手な人にこそおススメな方法です。
もともと片付けができる人は
他の人のメソッドに頼らなくてもキレイな部屋を保つことができますし、
その過程すら楽しんでいる場合もあります。
苦手だからこそ『断捨離』を取り入れてみてください。
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詳しいことは著書を読んでいただくか、ブログ「やましたひでこ氏オフィシャルブログ」をご覧ください。
では、具体的に断捨離を成功させるずぼらさん向けの方法はこちらです。
断捨離を成功させる方法①
片づけるということはちょっと横に置いて
徹底的に使わないものを捨てます。
『捨』の部分ですね。
捨てたら後悔するかもしれないというコーナーには手をつけず
迷わずに捨てられるものを選ぶことができる場所が最初のターゲットです。
最初のターゲットは一か所のみに限定してください。
例えば、キッチン周辺やリビングなどです。
できるだけ、家族も共用のスペースでやってください。
おススメの場所は玄関やリビングです。
イメージとしては、家庭訪問がある日に
先生に入ってもらう部屋だけキレイにする感じです。
ですが、その部屋はもう絶対に物を増やさないようにします。
物を捨てることに抵抗があるのでしたら、
まとめて箱に入れても紙袋に入れても構いませんが、
ターゲットにした部屋には絶対に戻さないで下さい。
正しい断捨離の『断』とは少し意味合いが違いますが、
最初にこの場所と決めたところには関係のないものは持ち込まないということを
家族みんなが当たり前になるまで続ける必要があります。
その理由は『物が少ないって気持ち良い』ということを実感するためです。
そのスペースに置いてある物が少なくなると
広く感じますし、何よりも空間があるのが心地よく感じるんです。
第一段階としては、家の中に物が少ないとスッキリして心地よいという場所を
一か所で良いので作るということです。
そして、そのキレイな状態をキープしてください。
その一か所のみで良いので。
片付けが苦手な人は一気に片づけようとするので
失速してしまうという人もたくさんいます。
一度に片づけを終わらせなくてよいのです。
断捨離を成功させる方法②
一か所だけの断捨離を継続しながら次はこちら。
『使わないものを家に持ち込まない』ことを習慣にします。
現時点で家にあるものを減らすことができれば良いですが、
もしできない場合は、『増やさない』ということに意識を向けて下さい。
買い物をする時に
・セールになっててお得だから
・あったら便利そうだから
・ついでだから
このような理由で買うものを『断』です。
無駄なものを買った記憶はないのに
気付けば家の中には物が増えているということはよくあることです。
無意識のうちに増えているのです。
意識しないと物は増えていくということを覚えておきましょう。
買ったら絶対に使うものだけを買うように習慣化します。
それだけでも家の中に入ってくる物の量は減ってきます。
断捨離を成功させる方法③
次は、一時的に避難させておいた捨てるのに迷ったものを捨てます。
できるだけ『捨てる』方向で判断します。
たくさんの物の中から本当に必要なものだけを選んで残すという気持ちで
捨てるのか置いておくのかを選ぶと良いでしょう。
その際、思い出のある物たちはまだここでは判断するものに含まないで下さい。
思い出のあるもの、思い入れのあるものなどはこの時点では
手を付けないのが賢明かと思います。
なぜなら、捨てられないから・・・。
そして捨てることが出来たら頑張った自分へのご褒美として
気に入った物を買いましょう。
お気に入りのものを揃えて、そうではないものを処分するというルーティンを作ります。
欲しいから物を買うのではなく、欲しいものがあるなら
その欲しいものを買ってきた時に特等席に置けるような状態を作ってから
お気に入りの物の囲まれた生活を目指します。
すぐに使うものだからと価格につられて買うのではなく、
本当に使いたいと思えるものを厳選して選ぶという意識を身に付けていきます。
物を捨てるというのは罪悪感が出てくる場合もあります。
ですから物を買う時は、捨てる時のことを考えて買うことが良いですね。
断捨離を成功させる方法④
一か所のターゲットにした部屋をキープしていると
自然と他の部屋も片付けしたくなってきます。
無理やりに片づけをしなければと気持ちを奮い立たせるのではなく
この部屋も片づけたいと思うまでは
一か所だけをキレイにキープして不要品を持ち込まないようにします。
キレイにしている部屋で過ごす時間が長くなってくると
物がごちゃごちゃとたくさんある場所に行くと
何となく落ち着かなくなります。
この状態になったら次の部屋を片付ける良いタイミングです。
他の部屋に取り掛かります。
断捨離を成功させる方法⑤
キレイな部屋を維持させるために取り入れた断捨離ですが、
やはり他人の力を借りるというのも一つの方法です。
友だちを家に呼ぶことです。
どんなにずぼらで面倒くさがりな人も
やはり親しい人には見栄を張りたいですよね。
汚部屋に住んでいると思われたくないものです。
予定を決めてしまえば、その日までにその部屋だけは
強制的に片づけることができます。
期限がないから
ついつい後回しにしてしまって、気付けば
すぐに片づけられる状態ではなくなってしまうのです。
自分で期限を作ることで
この日までには片づけをするという目標ができます。
最後に
家事の中でも片づけは苦手な人の場合は先延ばしにして放置してしまがちです。
誰かが来ても家の中にまで入ってくるという機会が少なければ少ないほど
家族だけだから良いよね。という気持ちが強くなってしまいます。
日々の生活が忙しければ余計にそう思ってしまいます。
ですが、家で過ごす時間は家族や自分自身にとっても大切な時間です。
リラックして快適に過ごせた方が良いに決まっています。
一度に全ての部屋を片付けようと思えば大変ですが、
少しずつ少しずつキレイな場所を増やしていくということ。
そして、キレイな部屋にすることができたらお気に入りのものを買うという
ご褒美を目標にして断捨離に取り組んでみませんか。
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