ローリングストックを日常に取り入れて防災時にも役立つ仕組みを作りましょう

家事の工夫
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災害がニュースで報道されると気になるのが
防災時にストックしておいた方が良いと言われている
防災食や水などをどのくらい備蓄しておいた方が良いのか?

大きな被害があったということをニュースで見ると
家族の人数に合わせてどれほどの量の水や食料を備蓄するのか?

一時的には防災用に準備をすることがありますが、
時間が経過すると、何事も起こらない日常に慣れてしまうので
防災用品などは放置されがちです。

置いておいても大丈夫なものならば良いのですが、
水や食品などは消費期限もありますので
定期的に確認しておく必要があります。

正直、日常が忙しいと後回しになってしまったり
気付けばすべての物が消費期限切れということもあります。

防災に対する意識は必要ですが、
日常にあまりにも負担がかかればどうしてもおろそかになりがちです。

水や食品のストックはどのように考えて準備すると良いのでしょうか?

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ローリングストックという方法を試してみませんか?

言葉のとおりですが、ローリングストックとは『使いながら備える』ということになります。
普段から使っている食品を少し多めにストックしておいて
日常から使って、減ってきたら補充するという感じです。

あくまでも日常で使う物を多めに置いておきます。

普段から使わないものは、やはり使わないので
賞味期限が切れてしまって、捨てることになれば
防災の為とは言え、もったいないことになります。

そうではなく、
日常で使うものばかりを中心に保管場所を少し広く取ると良いです。

具体的にローリングストックする時に意識することをご紹介します。

ローリングストックは何を買っておけば良い?

有事の時に活躍する普段から置いておける食品はこのようなものがあります。

・水(ミネラルウォーター)
・缶詰(さんま、いわし、ツナ、トマト、大豆、焼き鳥など)
・乾麺(うどん、パスタ、そば、ラーメンなど)
・レトルト食品(カレー、どんぶり、パックご飯など)
・ドライフード(スープ、味噌汁、ドライフルーツ、シリアルなど)
・お菓子(チョコレート、ビスケットなど)
・ゼリー飲料、栄養補助食品(カロリーメイトなど)

種類もたくさんあり全てを備蓄するのは難しいと思います。
全てをまんべんなく準備するのではなく、
家庭でよく使う物を中心に少し多くストックして
先入れ先出し方法で使っていきます。

いくつか使って、在庫が減ってきたら買い足して
ある一定の量が家にあるようにしておくのです。

家族があまり食べないものであればわざわざ無理にストックする必要はありませんが、
色々、あると便利だと思います。

そして、普段から缶詰なども料理に活用しながら
どれが美味しいかと確認しておくのも良いと思います。

半年に一度くらいは家族みんなで防災食の食べ比べなどをしてみても良いでしょう。
その際、子どもにも保管場所を教えておきましょう。

どんなことが起こるかは分かりませんからね。

ローリングストックしてある食品を食べる時には何を意識するか

ただストックしておけば良いのではなく、
日ごろから家でストックしている食品について家族で確認しておくと良いです。

どのようなことを意識すると良いのでしょうか

・缶詰やレトルト食品の味や量
・子どもでも簡単に開封できるか
・使い勝手が良いか(缶詰が開けやすいかなど)

ローリングストックで準備するのは食品だけでない

防災用の食品をストックする場合、
食べるものや飲料水などがあればそれでOKという訳ではありません。

災害時は、電気・水道・ガスなどのライフラインがストップしてしまい
復旧までには数日間かかる場合が多いです。

調理道具も必要になります。

・カセットコンロ、ガスボンベ
・小さめのビニール袋
・ラップ、アルミホイル

カセットコンロ、ガスボンベがあると
簡易な料理を作ることが出来ます。

災害時には物資の支給があったとしても
パンやおにぎりなどになりますのでやはり温かい食べ物が食べられると
嬉しいものです。

また水道がストップしてしまうと
水を準備していてもできるだけ飲料水として使いたいので
ラップやアルミホイル、ビニール袋などを上手く活用しましょう。

ローリングストックを継続できて失敗しないようにするには?

ローリングストック方が推奨されていますが、
実際にやってみると上手くいかずに失敗する場合もあります。

どうせ継続してするなら上手く続けたいものですよね。

ローリングストックで失敗する理由はこちらです。

・使わないものをストックしてしまう
・使い勝手の悪いものが残ってしまう
・消費期限が過ぎてしまう

ローリングストックをしっかりしようと思って
保存に向いている食品をたくさん買い込んでしまい、
日常生活ではほとんど食べずに残ってしまうことです。

それぞれ家庭の食生活には特徴がありますので
その特徴に合わせて普段から使い切ることができる食品に限定するのがおススメです。

推奨される食品はたくさんありますが、全てを完璧に揃えておく必要はありません。

ゆるっと揃えるという程度の感覚で始めると良いかもしれません。

最後に

各家庭で少しずつでも食料品の備蓄があれば
災害が起こってすぐの時にはとても役立つことになります。

とはいえ、乾パンや水などで作れるご飯などは
日常的にはなかなか食べることは少ないものです。

長期で保存できるので本当は家族に必要な数をストックしておくのが望ましいとは思いますが、
日常で非日常を常に意識するのは難しいものです。

ローリングストックでしたら普段から使うものを
少しずつ多くストックしておくだけなので、保管場所を確保しておけば
継続することはそれほど難しくはないのではないでしょうか。

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