読書を始めようと思って書店に行っても
どれを読んだら良いのか選ぶことができずに帰宅した
そんな人もいるかもしれません。
大きな書店に行けば行くほど『本の数は多い』ので
なかなか選ぶことができないものです。
読みやすくて読了感の良い作品をご紹介します。
タイトルだけは聞いたことある、そういえばドラマになってたような。
そんな本からスタートしても良いでしょう。
読書を始めるなら。おススメは読みやすい小説
読みやすいと言えば、やはり小説がおススメです。
物語になっているので、その世界観に引き込まれてしまえば一気に読めてしまいます。
そして、読んだ後には『あー面白かった』と思ってもらいたいです。
ドラマや映画になったおススメ小説
読みやすいと言えば、人気作品でドラマ、アニメや映画になったものは
面白いと思う人が多いのでおススメです。
映像化された作品は原作とは違うものもたくさんあります。
批判するのではなく、どちらも見ることで二度楽しめますし、
その違いがまた面白いんです。
迷ったらコレです。
下町ロケット
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ドラマでは阿部寛さん主演で面白かった作品です。
ロケット開発に携わっていた主人公、佃航平が父親の跡を継いだ会社でロケットエンジンの特許を
巡って大手企業と協力してロケット発射の夢を叶える作品です。
続編は、ガウディ計画、ゴースト、ヤタガラスと続きますが、
仕事に夢中になるって素晴らしいと思える作品です。
阪急電車
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阪急電車の片道15分の路線で繰り広げられるストーリーです。
テンポよく進む物語なのであっという間に引き込まれてしまいます。
小説としてかなり読みやすいのに面白い作品です。
また登場人物が微妙にあちこちに関係しているのが面白いポイントです。
有川ひろさんの作品は読みやすくて他の作品も読んでみると良いですね。
ナミヤ雑貨店の奇蹟
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営業してないはずの雑貨店で時空を超えてつながる手紙
雑貨店の秘密と今につながる奇蹟
世の中悪い事ばかりでもないのかなぁと
最後にはちょっと優しい気持ちになれる作品です。
ビブリア古書堂の事件手帖
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本に対する情熱と知識は常人離れしているので驚きますが、
主人公栞子さんの説明を読んでいると古書に対する興味が沸いてきます。
古書とミステリーの融合が面白く
興味がなくても続きが気になってしまい最終巻まで一気に読みたくなります。
食堂かたつむり
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仕事も恋も失ってしまい更には声まで失った主人公が作る料理を
1日1組限定で振舞う食堂を始めます。
『食べる』ということを考えさせられるし、人間って脆くて弱いけれども
強さも持っていることを認識させられます。
児童書を大人が読んだっていいでしょ
霧の向こうの不思議な町
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小学6年生のリナの夏休みの旅
1本の傘を案内係に不思議な町に行くお話です。
着いた霧の谷は外国風の街並みが広がっていました。
『働かざる者食うべからず』というピコっとおばさんのモットーにより
お世話になっているリナも働きに行きます。
個性的な住民との交流によってリナが成長していくお話です。
大草原の小さな家
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厳しい自然の中でも家族で協力して生きていく様子が見られます。
海外なので日本とは違う習慣や日常を細かく丁寧に書いてあるので
子どもでも読みやすいのですが、大人でも面白いと思います。
ミス・ビアンカシリーズ
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主人公はネズミです。
ネズミが人間を助ける冒険物語です。
ネズミから見た人間や物など大きさの感覚の違いなども面白い要素の一つです。
空色勾玉
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日本が舞台となったファンタジー作品です。
輝(かぐ)の大御神と闇(くら)の氏族が争う戦乱の世が物語の舞台です。
闇の姫と生まれながら、光に憧れる主人公の少女狭也が、“大蛇の剣”の主、稚羽矢との出会い
そこから物語が動きます。
星の王子さま
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タイトルだけは知っている、子どもの頃に読んだことあるなど
作品名は知っているけれども内容はあまり知らない人も多い作品です。
子ども向けだと思いますが、
大人になってから再読すると感想が違ってくるのではないでしょうか。
子どもの頃に読んだけどいまいちわからなかったところが
大人になって読むことで分かったという人も多い作品です。
読みやすくて面白い
神様の御用人
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現在、10巻まで発行されています。
10巻で完結しますが9~10巻は続いていますのでどちらも読んだ方が面白いです。
ストーリーとしては続いていますが、収録されている話は1人ずつの神様の御用聞きをしていますので
1冊だけ読んでみても面白いと思います。
御用人を任命された萩原良彦が無理やり預けられた宣之言書(のりとごとのしょ)に従って
あちこちの神様のお願いを叶える手伝いをするというストーリーです。
サポートをしてくれる方位神の黄金と一緒に旅をするシーンが面白いです。
和菓子のアン
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少しぽっちゃりした主人公アンちゃん(本名は杏子)が
和菓子店で働き始め、和菓子の奥深さやお客さんとの交流によって
成長する物語です。
この作品を読むとただただ『和菓子が食べたくなります』
和菓子の描写や意味合いなど興味がなくても気になってくる面白い本です。
ランチのアッコちゃん
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主人公の美智子は派遣社員で働いています。
上司のアッコちゃんとランチの交換を始めるところから物語はスタートします。
ただ日常を過ごしていただけの美智子と日常ですらパワフルに過ごすアッコちゃんとの違いが
面白いので日常がつまらない人にもお勧めです。
続編もありますので、気になった人は読んでみると更に面白いでしょう。
最後に
読みやすくて読んだ後に『あ~面白かった』と思えるような作品をご紹介しました。
小説にもジャンルがありますので
タイトルが気になったとか何でも良いので
読んでみようかなと思うジャンルをいろいろ読んでみると
好きなジャンルも見つかってくると思います。
面白いなと思える作品が増えてきたら意識しなくても
本は読み続けられます。
読書が面白いと思えるかどうかは
自分が好きだと思える本にどれだけ早く出会えるかではないかと思っています。
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